北海道の冬に増える結露とカビ。窓・浴室の黒カビ対策と落とし方
北海道の家は冬のほうがカビが増えます。原因は寒さではなく、暖かく密閉された室内で生まれる「結露」です。窓と浴室に分けて、防ぎ方と落とし方をまとめました。
なぜ北海道の冬はカビが増えるのか
北海道の住宅は高気密・高断熱で、室内は20℃前後に保たれます。外がマイナス10℃なら温度差は30℃。暖かい空気が冷えた窓ガラスやサッシに触れると、含みきれなくなった水分が結露になります。
さらに冬は水分の発生源が多くなります。加湿器、室内干しの洗濯物、調理の湯気、そして石油ストーブやFF式ヒーター以外の開放型暖房器具は燃焼で水蒸気を出します。この湿気が窓に集まり、拭かずに放置するとサッシのゴムパッキンやレールで黒カビが育ちます。
窓の結露とカビを防ぐ5つの習慣
- 124時間換気を止めない。寒いからと止めると湿気の逃げ場がなくなります
- 2朝の結露はその日のうちに拭く。放置した水がレールに溜まってカビの温床になります
- 3室内の湿度は40〜60%を目安に。加湿器の設定を上げすぎない
- 4カーテンを窓に密着させない、家具を外壁側の壁から数cm離す。空気が動かない場所に結露が集まります
- 5洗濯物の室内干しは、換気扇のある浴室か、サーキュレーターで空気を動かせる場所で
窓サッシの黒カビの落とし方
ゴムパッキンの黒い点は、表面のカビなら中性洗剤と歯ブラシで落ちます。根が入り込んだ黒カビには、ゴムパッキン用の塩素系カビ取り剤(ジェルタイプ)を塗って数十分置き、水拭きで仕上げます。レールに溜まった砂と黒い汚れは、掃除機で乾いたゴミを吸ってから、割り箸に布を巻いたもので溝をなぞると取れます。
塩素系のカビ取り剤と、酸性の洗剤(クエン酸・トイレ用酸性洗剤など)を同時に使ったり混ぜたりしないでください。有害なガスが出ます。作業中は換気し、ゴム手袋を着けてください。
浴室の黒カビが冬に増える理由と対策
浴室は一年中湿っていますが、冬は「窓を開けない」「換気扇を止める」ご家庭が多く、湿気がこもったままになります。入浴後の温かく湿った空気は、カビにとって最適な環境です。
- ・入浴後は壁と床に冷たいシャワーをかけて温度を下げ、スクイージーか乾いた布で水滴を落とす
- ・換気扇は冬でも回し続ける。電気代は1か月数十円から数百円程度です
- ・浴室のドアは閉め、脱衣所側から湿気を吸わせない(換気扇の効率が上がります)
- ・シャンプーボトルの底、椅子の裏、排水口のフタは週1回洗う。ピンク汚れの段階なら中性洗剤で落ちます
自分で落ちないカビは、場所が決まっています
天井の黒い点、ドアのパッキンの奥、浴槽の側面パネル(エプロン)の内側、そして換気扇の内部です。天井は薬剤が垂れて危険、エプロン内部は外し方を間違えると破損につながります。ここは分解と専用の機材を持つプロに任せると安全です。
当社の浴室クリーニングは浴槽・床・壁・天井・ドア・換気口まわりの洗浄が基本に含まれ、エプロン内部と鏡のウロコ取りをオプションで追加できます。窓・網戸・サッシのクリーニングでは、レールに固着した汚れも分解して落とします。
冬に入る前の10〜11月にまとめて洗っておくと、結露シーズンをきれいな状態で迎えられます。
浴室クリーニングの詳細を見る執筆: 晴れる家(株式会社HALLERU-YA)。札幌市中央区の清掃会社として、ハウスクリーニングと店舗・オフィスの定期清掃を行っています。記事の内容は一般的な目安であり、機器や住まいの状況により異なります。